hiroshima note つるを折る

ある日一人一枚折り紙が配られて、鶴を折りました。クラスのみんな、色は同じだったような気がするから、多分学年で色が違って、先生たちの分も合わせて、千を超える千羽鶴になっていた。


わたしの出た幼稚園が折り紙ばかりするところだったから、後ろを向いて教えてあげたり、わが同園生(という言い方があるかわからないけれど)が難なく折りあげるのを誇らしく思ったものでした。


それが、意識してヒロシマに触れた、はじめてのことでした。

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