first piece ひとつめの展示
参加が決まった方々には、ここまでの言葉たちと、DMに載せる予定の言葉をお渡ししてきました。作品が生まれていくのを待っています。
自分の感じたことを言葉に変えて思考していく。わたしのヒロシマの言葉たちは、中学生からのわたしの目線の記録であり、思考の記録でもあります。だから完成していないし、洗練されていない、後の言葉が前の言葉を否定したりもする。お見せするには恥ずかしいもので、平和活動、社会活動、と呼ばれることをしているひとから見たら、それこそ民藝から見たら、物足りない、甘っちゅろいものだと思う。
わたしは、そこに期待する、というか、広島の町を歩く一人の女の子の言葉でしかないのだと、軽んじてほしいのかもしれません。クリック一つで画面から消える。消しゴムで消える。ゴミになる。あなたが拾ってくれなければ、何ものにもならない。
ヒロシマに向き合うのは大変なことです。この言葉たちが被爆者を傷付けるかもしれない、きっと傷付ける、ということにわたしは震えています。震えるのはわたしの務めだから、あなたには、わたしのヒロシマの言葉たちをただ拾ってみてほしいと願います。あなたの話を聞かせてほしいと願っています。
My Little Words about Hiroshima × You
わたしのヒロシマの言葉たち×あなた 展
first piece
2020/6/5ー8
at千駄木空間 Sendagi-Kukan
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