× you, さわたりちひろ
神奈川県藤沢市出身
演劇と切り絵で宮澤賢治童話の世界を表現し続けている。
1989年
主宰していた劇団気まぐれ座で出前二人芝居『宮澤賢治童話集』を開始。
賢治童話を原文のまま二人芝居にし、いつでもどこへでもお届けすると言う形で、全国の様々な会場に出前公演。
宮澤賢治の故郷・岩手県花巻市での「賢治生誕祭」でも上演。
出前芝居の開始と同時期に、賢治童話の様々な場面を切り絵で描くことも始める。
公演会場での展示のほか、地元、都内、横浜、静岡、仙台などで個展を開催。
2001年
美術や舞台監督などを務めた複数の公演で出会ったメンバー数名とさわたり組としての公演を開始。
2004年
気まぐれ座が活動停止。さわたり組が宮澤賢治童話作品の上演を開始。
2011年
さわたり組で出前二人芝居『宮澤賢治童話集』を再開。
現在まで通算で550回以上の上演を重ねている。
2020年7月
小田急線読売ランド前駅近くのアジアンレストランで2016年から毎年開催している切り絵作品展を開催予定。
Chihiro Sawatari
from Fujisawa city, Kanagawa
creating the world of Kenji Miyazawa by acting and paper cutting
My Little Words about Hiroshima × Chihiro Sawatari
初めてお会いしたのは役者としてのお仕事で、わたしはさわたりさん扮する男性の(たぶん)娘役でした。舞台は宮澤賢治とは全く関係のない作品でしたが、すらっと背の高いさわたりさんは、帽子を被ってトランクを持って、今にも賢治の世界に連れて行ってくれそうでした。
わたしのヒロシマに触れたとき、一枚の紙から浮き上がるものは何だろう。また芝居ができるようになったら、この企画ごと賢治の世界に連れて行ってもらおうと思います。
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