× you, ナカガワマサヒロ(A.S.)
1989年より作・演出を開始。1995年よりすべての作品発表を停止。以後、仏の哲学者J・デリダの読解に日々を費やす。2011年、キリスト教に回帰。2012年より作品の発表を再開。
主な作品
「胡桃の贈り物」(クルミド・コーヒー)、「のがれの町~エピセンタ~」(早稲田小劇場どらま館)、「セロカワゆカリ、ひゃくいろかがみvol.3、人類のレシピ」(早稲田大学小野梓記念講堂)、「天動説の終焉」「シンギュラリティ・デイ」他
Masahiro Nakagawa (A.S.)
writer/directer of stages
My Little Words about Hiroshima × ナカガワマサヒロ(A.S)
ナカガワさんにはじめてお会いしたのは「のがれの町」という舞台に出演したときでした。それから経堂めぐみ教会(http://churchkyodo.sunnyday.jp/)のお力を借りて、リーディング公演をご一緒したりしてきました。わたしはキリスト教を信仰しているわけではありませんが、6年間通っていた広島女学院はプロテスタント系の学校であるため、讃美歌やお祈りに、懐かしい気持ちがします。
わたしのヒロシマの言葉たちのなかでも触れていますが、8月6日の朝も学校では礼拝が行われていました。アメリカ人の女性によって基礎が築かれ、音楽や英語、アメリカ人の先生たちを愛した女の子たちの上に、アメリカ人の手によって爆弾が落とされた。そのことがずっとなんともいえない違和感としてわたしのなかにあります。
お芝居かリーディングかまだ分かりませんが、ナカガワさんはとてもかわいらしい短編作品を書く方なので、そんな作品が生まれたらいいなと、待っております。
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